シャツ はクリーニング屋さんに出す派ですか???
ボクはもっぱらお家で洗濯してアイロンです。東京で一人暮らしのときからず~~~っとです。
歴は長いので信用度もそこそこあるでしょう(笑)
こんにちは~。野路洋服店の店主:野路純平です。
[ シャツ の洗濯のコツ]
シャツを洗濯機で洗う時に必ずすることは、洗濯ネットに入れる。
これは袖が他の洗濯ものと絡み合うことを防ぐためです。
絡み合っても袖がちぎれるとかはないですけれど、なんとなくイヤでね。余計なダメージを受けるような気がして。
首周りやカフスといった皮膚と擦れ続ける場所は1番汚れます。
ボクの場合はかなり汚れて、黒くなります。これを特別に何もせずに洗濯し続けると、ドンドン蓄積していってガンコな汚れになります。
なので、そこまで蓄積する前にプレケアという汚れた部分に塗るような洗剤があるので、それを塗ってから洗ってます。
[ シャツ のアイロンがけのコツ]
クリーニングに出す理由の1番はアイロンがけをしたくないからではないですか??
面倒ですもんね。
ボクはこの方法をするようになってから、グイィ~~~ンと面倒の度合いが減りました。しかもキレイにシワがとれるもんだから気持ちいい。
それは、濡れたままアイロンを掛ける。
これです。
濡れたままというのは、洗濯機で洗って脱水も終わって干す前ということです。
フツーは干して乾かしてからアイロンだと思います。そのアイロンの時にシワが取れにくいと、霧吹きで湿らせたり、アイロンのスチームを使ったりしますよね。
それって、乾かした後に再度湿らせてアイロンしてるってことじゃん!って気付いて、じゃあ乾かす前にしたらやりやすいんじゃない???って思ってやり始めました。
そしたら思惑通り、完璧にシワがとれ型を整えられるんですねぇ~~。それからハンガーに掛けて干します。当然乾くのも早いです。
もしシャツをハンガー掛けでクローゼットに入れているならば、干す時に使うハンガーをそのハンガーにすれば干し終わってそのままクローゼットに入れることができます。
この濡れたままアイロンをする前は、乾かしてからアイロンを掛けていました。なかなかシワが取れない部分もあり、そこにはシワ取りスムーザーという糊の霧吹きみたいなものを使ってました。これを使えば、確かにピシッとシワが取れて整います。
それを使う(買う)必要がなくなったのも嬉しかったなぁ~~。
注意点としては、裏生地にアイロンを当てること。これは念のためですけれどね。
水染みとかテカリを防ぐためです。両方ともなったことはないですけれど、そんな言葉があるからという理由です。
モノの仕上がりとしては大大満足です。ソフトで完璧なシャツが出来上がりますよ。
注意点は、コード付きのアイロンでないとすぐに冷めてしまいます。
そして欠点は、洗濯機が終わったタイミングでしないといけないので、時間の調整の難しさがありますね。
[ シャツ をお家で洗う理由]
シャツをお家で洗う1番の理由は、ソフトに仕上がるというところです。その生地本来の風合いで仕上がります。洗剤、柔軟剤も好きな香りでできますしね。
クリーニングに何も注文をつけずに出すと、糊付けされてきます。
これって上質なシャツ生地を糊でコーティングしてるってことですよね。せっかく肌に触れて心地良い高級生地なのにですよ。
ボクがクリーニング屋さんに出すときは糊無し指定で出します。(驚かれたりしますけど(笑))
そして、生地がペッタンコになって出来上がってきます。かなりの高熱と重さでプレスされたなっって感じの生地になります。
1枚1枚おっちゃんがアイロンを掛けてくれるような個人のクリーニング屋さんなら、そんなことはないでしょうけれどね。
朝出して夕方バッチリみたいなところは料金が安いですから、仕方がないですよね。
そんな理由で、高級であればあるほどご自宅で手入れされた方が価値はありますよ。
逆に考えていらっしゃるかたも多いでしょうね。
高いものだから、お金払ってプロにやってもらう。これも正解ですけれど、その時はお願いするプロを選ばないといけません。
ボクは個人でやっているクリーニング屋さんを選んでます。これは東京にいた時にもそうしてました。
チェーン店やFC店でも「手仕上げ」とか「高級仕上げ」みたいなメニューがあれば御願いしてみても良いと思います。
でもね、自分でして欲しいなぁって思います。高級であればあるほど。そのほうが愛着も湧きますし、シャツの細部まで分かる。
愛着って大事じゃないですか。心も満たしてくれるような気もします。
いつもありがとうございます。
スーツ専門店 野路洋服店 店主:野路純平
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