スーツ のパンツの裾をじっくりと見たことありますか??? しかも内側です(笑)
そう見るもんじゃないですよね。
なにか引っ掛けたとか、水たまりにハマったとか、なにかトラブルみたいなものがないと見ないと思います。
でも、見た時に慌てないためにこの知識を持っておいてください。
こんにちは~~。野路洋服店:店主の野路純平です。
[ スーツ のパンツの裾にある布]
スーツに限らず、デニムやチノパンのようなカジュアルなパンツ以外の裾の内側に長方形の布が縫い付けられていたりします。
こんなやつです。
これは、「靴ずれ」と言ってパンツの裾が常に靴と擦れる部分に付けることで、生地が擦り切れてもパンツ本体へのダメージを防ぎ、この靴ずれ布だけを取り換えれば済むといったものです。
なので、正確にはパンツの裾から1~2mm程はみ出しているのが正解です。
じっくり見ると見栄えは悪いですがね。。。
見栄えが悪いので、このはみ出しをお直しの失敗と思う人もいます。
でも、失敗じゃないですからね。それどころか正解です(笑)
[はみ出さなくてもいい]
でも実際にそんなに擦り切れるのかというと、ボクの経験では擦り切れたことはないです。
ただメンズドレスの世界が持つ歴史的なこだわりという部分で、ボクははみ出してなくても良いのでせめて付いていて欲しいですけれどね。
なので、はみ出してなくても全然OKだと思ってます。
上の写真のストライプのスーツはボクの私物です。約10年前に買ったイタリアの「Eligo」というブランドのものです。高級です(笑)
これは既製スーツですが、指定をしなければ写真のように靴ずれははみ出さずに付いてきます。
ちなみに、いや、ココが大事か(笑)野路洋服店でスーツをオーダーされますと由緒正しきスタイルで創りますので、はみ出して付いてきます。
もしこの「はみ出し」がイヤな方はお申し付けください。
はみ出さないように指定しますので。
むしろここは、はみ出すように指定をした方がオーダーを楽しんでいる感があっていいかもしれませんね。
出来上がってきたパンツの裾をチェックしてほくそ笑む。
そんな大人の男の楽しみができるのがオーダースーツ。
野路洋服店ではパターンオーダーで創らせて頂いています。ご興味のある方はこちらから↓お気軽にどうぞ♪
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