ポケットチーフ づいてる、ここんとこ(笑)
こんにちはー、野路洋服店 店主:野路純平です。
[ ポケットチーフとハンカチ]
ポケットチーフ、ポケットチーフと言ってますが、そもそもポケットチーフってなんぞやと。
ポケットに入れるチーフでして、もともとはそれがハンカチでした。って訳わからないですね。
ハンカチは正しくはハンカチーフでアルファベットで書くとhandkerchiefです。ハンドカチーフと覚えましょう♪ (べつにいいけど)
正方形の形はフランスのマリー・アントワネットが規格として統一したって言われてます。
そのハンカチを胸ポケットに入れていて、手をふくときにサッと胸ポケットから取り出す。たしかにパンツのお尻のポケットから出すよりは出しやすい場所ですよね。
それが今では、特に日本ではポケットチーフは胸ポケットに挿す装飾品となってます。そうです、服飾雑貨とかコモノというジャンルです。
今のポケットチーフとハンカチの大きな違いは、素材と縫い方です。
ハンカチの素材は綿100%がほとんどですね。
ポケットチーフは麻(リネン)100%、シルク100%、綿100%と色々あります。
ハンカチの縫い方はミシンです。
このように4辺をミシンで縫い付けています。
ではポケットチーフはと言うと、手縫いです。
手縫いなのできっちりしてないのが分かりますか??? 縫い代も少ないのでかなり細かい作業になると思います。
手縫いで仕上げることで、膨らみ感が出てきます。そして、工業的じゃない直線が魅力です。ベゴベゴしてるところがいいんですよ。
ハンカチを使うと、ものすごくビシッとした直線が雰囲気を味気ないものにします。4辺のどこも出てこないような挿し方であればハンカチを使っても一緒ですけれどね。
このように手縫いという人の手作業が入ってくるので、価格はハンカチよりも随分高くなります。
パッと見は1枚の布切れですが、ちゃんとしたポケットチーフは3,000~10,000円します。もちろん高級素材を使うということもあります。
手作業が入ると高くなるのは仕方がないですよね。その代わり、機械では出せない丸みや雰囲気を作り出します。
職人技って価値があるんですよ~。
ポケットチーフと言って売られているもので、安いなって思ったら4辺の縫い方を見てみてください。ミシンですから。もし、手縫いだったら”買い”です(笑)
[ ポケットチーフ のマストバイ]
では、ポケットチーフはどんな素材・色・柄のものを買えばいいのかです。
それは、麻(リネン)100%の白無地です。まずこれ。ハッキリ言って、これさえあればいいです。毎日使うなら、洗濯&アイロンが必要なので2~3枚あるといいですね。
[ ポケットチーフ の注意点]
白無地のポケットチーフの注意点です。けっこうありがちです。
それは、お洗濯をちゃんとすること。
直接肌に触れる訳でもないし、臭う訳でもない。だからず~~~~~~っと同じカタチのままでジャケットからジャケットへ移動して使い続けている人って多いと思います。ボクもそうでした(笑)先輩に「チーフちゃんと洗ってる??」って聞かれてドキッ!ヤベェー!!ってなったのを覚えています。
一度出して広げて見てみてください。
ポケットから出ている部分だけ黒く汚れてますよ(笑) きたねぇーなぁー(笑)
普通に洗濯機で洗って、アイロンを掛けるだけです。なんら難しいことはないです。
ポケットチーフも清潔にしておきましょう♪♪
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