カフス の型といえばダブルカフスとか丸型とかカットとかになります。が、それだけではないんです。着心地に重要な影響を及ぼすところがあるんです!

野路洋服店 店主:野路純平です。こんにちは~~。

[ カフス が着心地に影響を与える]

カフス(カフ)というのはシャツの袖先のボタンが付いている帯状の布地のことを言います。

また、カフスの型には先程のダブルカフスですとか、丸くなっているものとかがあります。これはもうみなさん何となく知ってますよね。

それほどこだわる人はいないでしょうけれど、襟型やドレッシーなシャツなのか、カジュアル寄りなシャツなのかで選んだりします。

じつはこの型以外にも重要な部分があります。着心地にとても影響を及ぼします。

この下の二つのカフスの形状が違うのが分かりますでしょうか。

カフス

2種類のカフス

湾曲した形のものと(写真上)、長方形のもの(写真下)。

分かりましたでしょうか?? この少しの違いが着心地に大きく影響してきます。

袖と接している部分の長さは同じです。つまり、ボタンをはめて筒状にした時の袖の周囲は同じということになります。違ってくるのはその先です。

上のカフスは先に向けて細くなっていきます。下のカフスは先も同じ周囲です。

結論を言いますと、上の先が細くなっているカフスの方が断然着心地が良いです。

ボタンを留めるとこういう違いになります。

カフス

アナタのシャツはどっち??

分かりますか??

左が長方形のカフスで、右が湾曲しているカフスです。

右側の形状の方が着心地が良いカフスですよ。

これは人間の身体の形状に沿っていたほうが着心地が良くなる(ストレスが減る)という考え方のものです。カフスがくる辺りの人間のシルエットは手首に向かって細くなってますよね。だから、それに沿っていたほうが着心地が良いんです。

まさか!って思うでしょ???

試してみると全然違います。ただし、です。袖の長さがちゃんと手の甲半分くらいまでないとダメです。(その理由はコチラのブログで→「裄丈とはどこのことか」

カフスは手首のところでピタリと止まり、腕回りには充分なユトリがあるというのが着心地が良くて、エレガントです。

[カフス を着心地のよいものに変える方法]

ボクは体験済です(笑) これは色々着ることがないと分からないことです。

じつはボクがこのことを体験したのは野路洋服店を始めてからです。それまで、特にボクの前の職場ユナイテッドアローズでは着心地の良いものばかりだったので、気にしたことがなかったというか、気になりませんでした。

もちろん、取り扱っているシャツのカフスの形状が湾曲している形状のものということは知ってました。商品知識として。

昨年、長方形のものを着ました。そしたら、腕を動かすとカフスが上下に動くんです(笑) 肘を曲げれば上に上がり、伸ばせば元に戻ってくる。あれはイヤでしたねぇ~~。

それで試しにボタンの位置を1.5c内側に移動してみました。そうしてボタンを留めると、強制的にカフスは先が細いものになります。

すると、着心地が瞬時にアップしました♪♪ ここまで違うのかってくらいに違いました。

なので、お手持ちのシャツのカフスが長方形でブカブカな感じでしたら、ボタンを1.5cmくらい内側に移動してみるのも方法ですよ。ただし、袖の長さが手の甲半分くらいまでないとキツくなるだけですので。

基本的にカフスは止まったほうがよいので、そう考えると長方形のものでも長さが短ければ(周囲が短い)止まるので着心地は上がります。カジュアルな雰囲気のシャツのカフスはわりとそうです。小振りな長方形です。型もカットという先が斜めにカットされているものが多くなります。

カフス

カット型

このようなものは先に向かって細くなってたりはしないでしょうから、小振りなもののほうが良いです。とはいってもオーダーでない限り注文はできないですけれど。

このような形状のカフスをオーダーで選ぶ際には、カフス回りを小さめに指定すると良いですよ。

また、いつもオーダーされているところのカフスが長方形でしたら、最初からボタンを内側に1.5cmずらしたところにつけてもらうのも方法です。そのくらいはできますから。

[まとめ]

カフスは大きく動かない程度にピッタリしていた方が着心地がよくなるということです。

 

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